情報通信部
Information and communication department
警察の神経系統である「情報通信基盤の整備・運用」、警察の指揮・命令・報告等を確実に実施する「必要な通信手段の確保」、サイバー犯罪など「捜査に対する技術支援」を担い、第一線警察活動を支えているのが情報通信部です。
中部管区警察局情報通信部は、局内に通信庶務課、機動通信課、通信施設課、情報技術解析課の4課、中部地方6県の情報通信部に同名の4課を設置しています。
通信庶務課
情報通信部内の調整をはじめ、職員の人事、会計、給与・厚生、経理、物品管理等の業務を担っています。
警察独自の「情報通信技術」を担う機動通信課、通信施設課、情報技術解析課と一体となって、第一線警察活動を支えています。
機動通信課
管区警察局、都道府県警察本部、警察署等を全国的に結んでいる基幹通信網や現場で撮影した各種映像等を伝送する衛星通信システムなど、警察情報通信基盤の維持管理を担っています。
また、事件、事故又は災害の発生時や警備活動を実施する際には、現場警察官への指揮命令や情報収集に必要な現場映像の伝送や臨時無線中継設備の設置など、警察活動に必要な通信手段の確保に当たっています。
通信施設課
パトカーに搭載する無線機を含む警察活動に欠かせない警察移動無線通信システムの整備業務、警察通信施設の新設・保守に係る予算要求から施工に至るまでの業務のほか、警察無線を使用するために必要な電波申請業務等に係る業務を担っています。
情報技術解析課
県警察に対して、捜索差押え現場でコンピュータ等を適切に差し押さえるための技術的な指導や、押収したスマートフォン等から証拠となる情報を取り出すための解析を行っています。また、県警察のサイバー攻撃対策部門に対する技術支援を実施し、サイバー攻撃の実態解明や被害の未然防止等を推進しています。